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よくある質問

初期希釈はどのようにしますか?

タンク(容器)に水を入れ、その後撹拌しながら必要量の原液を入れてください。※上記順番を逆(原液を先に入れ、水を後から入れる)にして希釈すると、原液がきれいに溶解せず、液寿命に影響する可能性があります(特にエマルションタイプは注意が必要です)。

追加補充の方法を教えてください。

使用濃度より低い濃度の希釈液をタンクに補充してください。このようにすることで、適切な濃度が維持され易くなり液が長持ちします。
※タンクに水だけを補充することはお控えください。液の劣化の原因となります。薄い濃度でも良いので、必ず希釈液を補充してください。

錆が発生した

濃度の低下、または液の劣化が考えられます。濃度アップまたは防錆添加剤を添加してください。

アルミが変色した

黒く変色している場合は、切削液のpHが高くなっている可能性があります。アルミ腐食防止剤を添加するか、アルミの変色を防ぐタイプの製品への変更をご検討ください。 白く変色している場合は、ワーク表面に製品の成分が残っている可能性があります。加工後はワークを出来るだけ早く洗浄してください。

銅合金が変色した

黒く変色している場合は、硫黄系極圧剤の影響が考えられます。また、製品のpHが高いと緑青が発生する恐れがあります。銅腐食防止剤を添加するか、銅合金の変色を防ぐタイプの製品への変更をご検討ください。

臭気がある

濃度の低下、または混入油の増加による液の腐敗が考えられます。濃度アップまたは防腐剤を添加してください。

泡立ちが多い

濃度が高すぎるか、機械の仕様による原因が考えられます。消泡剤を添加するか、低泡性製品への変更をご検討ください。

乳化液が分離する

濃度が高すぎるか、混入油の影響が考えられます。乳化調整剤により調整が可能な場合がありますが、一般的には液の更新が必要です。

手が荒れる

濃度が高いか、体質などの要因が考えられます。加工性に影響が無い程度まで濃度を下げてください。ハンドクリームなどで肌を保護し、保護手袋の着用を検討してください。

浮上油が増える

機械油などが漏れている可能性があります。漏れがないか確認してください。

液面に白いカスが浮いている

希釈水の硬度が高いため、金属石鹸が生成されている可能性があります。水質を調査し、硬水安定性の高いタイプの製品への変更をご検討ください。

製品の保管方法について

直射日光を避け、涼しい場所に保管してください。冬期は凍結の恐れがありますので、低温になる場所を避けてください。また、開栓時の異物の混入にもご注意ください。

廃棄に関する注意事項

製品により廃棄の仕方は異なります。個々の製品の安全データシート(SDS)をご確認の上、産業廃棄物として処理業者に委託してください。製品は下水や河川等に廃棄しないでください。

異常を発見したら・・・

弊社まで異常の状態と使用状況などをご連絡ください。可能であれば異常が発生した時点の液を採取し、弊社にお渡しください。異常が起きる前と後で、加工条件、加工物、保管方法などの変化がなかったか、ご確認ください。

タイユのこだわり

モノづくりの現場に欠かせない“金属加工油剤”開発へのこだわり